第9位は「減税日本・ゆうこく連合、河村たかし氏 愛知1区で堂々当選」だ。選挙前の調査で厳しいと言われていたが、立憲民主党を離党した原口一博氏と「減税日本・ゆうこく連合」を組み、77歳で7回目の当選を決めた。民社党から自民党、日本新党、新進党、自由党、民主党、名古屋市長、減税日本、日本保守党を経て、現在の党に至った。

「これだけ高市旋風があり、中道で小選挙区を通ったのは7人しかいない中で、愛知1区という名古屋のど真ん中で、自民党の候補者に小選挙区で勝ってくる。できたばかりの政党で、名前も長い。中道はどうだったと言われているが、河村氏も決して準備万端ではないし、『何がやりたいのか』はかねてから彼が言っていること。だけど勝ち切る。まさに選挙モンスターだ」

 第8位は「共産、社民、れいわ“リベラル勢力”大惨敗」。元衆議院議員の宮崎謙介氏は、「安保法制反対、脱原発のテーマにこだわりがあるなら、旧立憲の支持者の票はそれを掲げる政党に流れるはず。しかし、共産、れいわにいかなかった。単純に消えたことになり、まさに消えたリベラル票だ」と指摘する。

 青山氏は「いっときのことなのかどうか、ちゃんと検証しないといけない。世界全体で、トランプ氏もそうだが一国第一主義、右傾化が進み、帝国主義のような時代に戻る中で、日本もその流れに巻き込まれているのではないか。中道結党で左側が空いたのに、ここに票が入らない。いわゆる右・左のイデオロギー対立の時代は終わったのではないか。『戦後の日本が終わった日』と指摘したが、もうイデオロギー対立では勝てない時代に日本がなったのではないか。この惨敗はそれぐらいの大きな意味を持っている」と見る。

第7位は「中道 選挙区当選はたった7人の衝撃」
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