■時間がないのは「自業自得」?ゴリゴリの政権運営
現在の国会は、高市総理にとって予算を成立させることが最大の目的となっている。澤井氏は永田町の空気を「予算に影響があるのではないかとみんな気にしていて、穏便に済ませたい。だから『どうしよう』という空気感」と語る。
解散総選挙で時間がなくなった影響については、「解散を打った時点では、予算の年度内成立はもう無理だろうと、政府与党はみんな思っていた。それが終わってみて、多数議席を取ったので、今いけるんじゃないかという感じだ」と説明。
さらに、予算の年度内成立について「自民党内でも『無理だよね』と、4月の1カ月ぐらいは暫定予算を組んでやりましょうかという感じだったが、今、3月の2週目までに衆議院を通過させれば、参議院でギリギリなんとか成立できるのではないかと。ただ、審議時間は半分ぐらいになっていて、(質問時間の配分が与党と野党で)2対8の割合と聞いているが、ほとんど野党の質問に時間を当てるような形だ」との見方を示した。
こうした政権運営について、瀧波氏は厳しく評価する。
「政治をゴリゴリやっていくというとかっこよく聞こえるが、もちろん質だって大事だ。ゴリゴリやるしかないぐらいに時間がなくなったのは、結局自業自得なわけで、政権運営は上手か下手かと言ったら、私はとても上手とは言えないと思う」
最後に、澤井氏は「(高市氏は)もちろん審議の大切さはわかっていると思う。ただ、国会の構成自体がこうなったのも(国民が)私に力をくれたんだということだと思う」と締めくくった。
(『わたしとニュース』より)
この記事の画像一覧
