連邦議会の公聴会では、トランプ大統領の側近の1人、ボンディ司法長官が「何も言わないで。あなたは落ちこぼれの弁護士よ。弁護士ですらない」と語気を強めた。エプスタイン文書について激しい追及にあうと、民主党議員の「何人起訴したか」との質問に、「私が答えたいように答える。この演出はばかげている」などと返答した。

 黒塗りだらけの資料公開に不平を漏らす国民も多く、残りの資料も不透明なまま。三牧氏は、「大問題だが、被害者の名前を伏せてない箇所があり、反面明らかに被害者ではないという文脈で黒塗りが大量にあり、そこで憶測を生んでしまっている。加害者や関係者が黒塗りになっているのではないか(という臆測だ)。まだまだ今出ている以上の人たちが、300万ページにいる可能性もある」と見る。

 政財界のみならず、王室、学術界にも影響を及ぼすエプスタイン文書。今週、トランプ大統領を告発した女性に関する50ページほどの資料が非公開にされていると報じられた。「(トランプ氏は)クリントン氏を筆頭に民主党にダメージになるという政治的な思惑もなかったわけではない。現役の大統領、商務長官、ちゃんと出てきて説明すべきという、そういう意見が高まっている」(三牧氏)。

 エプスタイン文書は、陰謀論がヒートアップ。陰謀論マニアも熱い視線を送っている。「都市伝説を語る会」を主宰するニコラ・テツヤ氏は、「何年も前から都市伝説界隈では言われていた。それが媒体を変え大規模に報道されている印象。今になって本当だったんだなと。勾留されてから、すぐ不審死を遂げている点。その事実が公にされては困る人たちが、口封じのために殺したという。おそらく氷山の一角ではないかなとは思う。第2第3のエプスタインと呼ばれる人たちが存在すると思う」とコメントした。

「おそらく脅しに使っていたのだろう」
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