注目を集めたのは、序二段八枚目・旭富士(伊勢ヶ濱)と、序二段十二枚目・出羽ノ城(出羽海)の一番。出羽ノ城は身長190.5センチ、体重252.0キロという現役屈指の規格外な体躯を誇る。対する旭富士は187.0センチ、148.1キロ。決して小さな体ではないが、出羽ノ城と並ぶとその差は歴然。実に「104キロ」という、大人一人分以上の体重差がある対戦となった。
立ち合い、旭富士は真っ向から踏み込んだ。巨岩のような出羽ノ城の胸に飛び込むと、両者はがっぷり四つに。250キロを超える重圧に旭富士が押し込まれるかと思われた次の瞬間、旭富士が左の下手を深く引くと、腰を落として力強く前へ出る。胸を合わせた状態から、右のまわしも掴むと巨漢の出羽ノ城を豪快に振り回すような下手投げを放ったのだ。252キロの巨体が土俵に叩きつけられると館内からは大きな拍手が沸き起こった。
この衝撃的なシーンに、ABEMAのファンも騒然。「252キロを投げたw」「バケモノだろ」「正面からとかエグイ」「転がしたw」と、規格外の力を見せつけた旭富士に称賛の嵐が巻き起こった。
勝利した旭富士は、昨年11月に初土俵を踏んだばかりの期待の逸材。その四股名は師匠であり第63代横綱・旭富士(現・宮城野親方)から受け継いだ由緒あるものだ。横綱の名を継ぐ重圧を力に変えるかのように、これで無傷の4連勝。全勝を死守し、優勝争いへ名乗りを上げた。一方、敗れた出羽ノ城は3勝1敗と今場所初黒星を喫した。(ABEMA/大相撲チャンネル)
この記事の画像一覧2026年3月場所 9日目
更新日時:2026/03/15 19:16
※ ○=勝ち、●=負け、□=不戦勝、■=不戦敗
