取組は立ち合いから激しい攻防となった。霧島が素早く右の上手を取って投げを打てば、豊昇龍も驚異的な粘りでこれをしのぐ。土俵中央で互いにまわしを探り合う緊迫した展開となったが、最後は霧島が力強い上手投げで豊昇龍を転がした。決着の瞬間、豊昇龍の右足が宙を舞うほどの鮮やかな一撃だった。
土俵を降り、一礼を終えた直後、豊昇龍は憮然とした表情で天を仰いだ。花道を下がる際も何度も首を捻り、自分自身に納得がいかないといった様子を隠せなかった。一連の取組とその様子にファンからは「豊昇龍泣きそう」「あれは残せない」「見応えあった」などの声が。
解説を務めた元前頭・佐田の富士も、その様子に「調子が良かったから自信があったんですかね」とその心中を察した。実況席からも「ああ…首を捻りました」と、横綱の無念さを象徴するような言葉が漏れていた。(ABEMA/大相撲チャンネル)
この記事の画像一覧2026年3月場所 9日目
更新日時:2026/03/16 19:11
※ ○=勝ち、●=負け、□=不戦勝、■=不戦敗
