将棋の第84期名人戦七番勝負第1局は4月9日、挑戦者の糸谷哲郎八段(37)が前日に封じた39手目が開封され、午前9時すぎに藤井聡太名人(竜王、王位、棋聖、棋王、王将、23)の手番で再開された。
4連覇を目指す藤井名人に、名人戦初登場で日本将棋連盟常務理事の糸谷八段が挑む大注目のシリーズ。振り駒で糸谷八段の先手番に決まると、力戦派の雄が早々に本領を発揮。名人戦史上初となる1筋の歩を突く出だしから、3手目にも右端の歩を伸ばすという、異例のスタートを切った。
しかし、藤井名人も動じることなく未知の局面へと飛び込み、力戦の将棋へと展開した。棋界屈指の早見え早指しとして知られる糸谷八段だが、この開幕局では持ち時間をたっぷりと投入。藤井名人よりも1時間以上多く消費する展開となっている。
糸谷八段の封じ手は「見える手ではあるが、予想しにくい」




