優等生から「女ヤクザ」へ 10年ぶりに絶縁状態の長男と再会も「出て行けバカ野郎!」と罵倒され…崩壊した家族の絆を取り戻そうともがく姿

テレメンタリー
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■国内唯一の「女ヤクザ」の過去と後悔

非行に走り、イレズミを入れた西村
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 公務員の家庭で優等生として育った彼女が一転、スパルタ教育の父親に反抗して非行に走り、ついには女性にして関東最大の指定暴力団系の組員に。当時の心境について西村は「どうせ悪くなるんだったら一番悪くなりたい(と思った)。ケンカが強かったのとイレズミですよね。女にしておくのはもったいないといううわさが流れて」と振り返る。

 現在は悪事にまみれた過去を悔い改め、NPO団体・五仁會の岐阜支局長として同じ元受刑者らの更生支援に尽力する。「過去をいかして人を更生させてあげるっていうことが、自分たちにしかできないんですよ。悪い人たちの気持ちが分かんないから」(西村、以下同)

 そして、彼女の部屋には手放せないものがあった。「昔子どもが寝ていたベットです。思い出があるんで手放したくない。この子のためなら死ねると思った」。

 まこには2人の息子がいるが、「ヤクザ」の母親を見限り、10年近く絶縁状態にあった。更生の道を歩んだことで、2人への愛情がよみがえり、自分勝手を承知で次男(20)の家を訪ねたが、「いまは突然過ぎて会えない」と言われ、顔を見ることさえ叶わなかった。

長男・大輝さん(28)との再会を目指して
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