優等生から「女ヤクザ」へ 10年ぶりに絶縁状態の長男と再会も「出て行けバカ野郎!」と罵倒され…崩壊した家族の絆を取り戻そうともがく姿

テレメンタリー
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■弟・健康さんとの対話と一歩前進

西村、弟・健康さん
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 それから4ヶ月後──。

「スポンサー大募集しています、よろしくお願いします。海外で試合することになっています。僕本気で勝ちに行きたいんですよ。サポートしてくれるスポンサー様、大募集しています。よろしくお願いします」(長男・大輝さんのYouTubeチャンネルより)

 これを見た西村は「この子のためなら何でもしてやる。いまでも子どものためならなんでもしますよ。会ってくれるなら。やりようがないです、いまは……」と話す。

 ついに西村は、弟・健康さん(57)に会いに行くことを決意した。「これがラストチャンスやね…」。

 再会のチャンスを作ってくれた知人の家で、西村は弟の健康さんとなかなか目を合わせられずにいたが、意を決したように話し始めた。

「いままで悪かった…」(西村)

「俺はおふくろに迷惑をかけずに何もなければ、いままでのことは(水に)流すわ。今回は(知人)がいなかったら、他の人ではあかん(会わなかった)かったと思う、絶対。本当に…殺してやろうかと思ったもんな。うちの母親が亡くなったら守るものがない。絶対殺してやろうと思ってた。本音はお前がワルしようが、懲役行こうが、何していてもいい。家族に一切迷惑かけなければ。全て自分でやれや」(健康さん)

「それはもう一切しない。仲良くいままでのようにして欲しいだけ。お母さんの顔も健康の顔も見たいし。せっかく血が繋がってるから」(西村)

「前に比べたらすごい素直になってる。こんなふうに言わなかった。いままでだったら」(健康さん)

「これもいまの本当の自分。作ってるわけではないもんで」(西村)

 話し合いは2時間にも及んだ。

「健康が言ってくれれば。(大輝は)健康のこと尊敬してるもんで…」(西村)

「いやいやいや。俺、無理だなって思ったもん。ものすごく憎んでいるような言い方やもんで。お前が手紙書くのが一番いい。本人は会わん。手紙のほうが(気持ちが)こもるし。何回も手紙書いて、ちょこっとずつやらんと…」(健康さん)

母との時間、そして訪れた長男との再会の日
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