優等生から「女ヤクザ」へ 10年ぶりに絶縁状態の長男と再会も「出て行けバカ野郎!」と罵倒され…崩壊した家族の絆を取り戻そうともがく姿

テレメンタリー
(6/7) 記事の先頭へ戻る

■母との時間、そして訪れた長男との再会の日

西村、母・啓子さん
拡大する

 12月上旬、西村は再び実家を訪れた。

 西村が「健康(弟)と仲直りした」と報告すると、母の啓子さんは「あ、そう」と笑った。

 母娘は台所に立ち、一緒に肉じゃがを作る。

「ちょっと味見してくれる?醤油が足りん?」(啓子さん)
「醤油足りん」(西村)
「ああ、入れすぎじゃない」(啓子さん)
「もうちょっときれいに盛り付けしないと」(啓子さん)
「いいって、これで。いただきます」(西村)
「ちょっと何かが足りない?」(啓子さん)
「おいしいよ」(西村)
「無理しとる、ははは」(啓子さん)
「何十年ぶり、お母さんのごはん…」(西村)

「(表情が)やさしくなったね、柔らかくなったね、前はきつかったもんね。(亡くなった父も)喜んでいるわ。早く亡くなるからだよ、バカだよ。もうちょっと生きてればよかった…」(啓子さん)

 帰り道、「気をつけてね、ありがとう、また来てね」と母に見送られ、西村は「送ってくれる姿を見ると、可哀想(なことをさせた)なって…。年食ったなって……」とつぶやいた。

 その後、西村は大輝さんへ手紙を書き始めた。「あの時はごめんね、この時はごめんねって思い出せば、細かいところはいっぱいあるけど。書くときりがない」。

「追伸 インスタ見たよ 私に出来る事があればするので頼ってください。海外でチャレンジする事を聞いて、お母さんすごく嬉しかったです。大輝ならできると思います。力になるからね、頑張れ!」(大輝さんへの手紙より)

 その手紙を託していた弟の健康さんから電話がかかってきた。

「(大輝に)手紙渡して…。会うことになったで」(健康さん)
「会えることになった?」(西村)
「なった!」(健康さん)
「ほんと?ありがとう!」(西村)
「本当に真剣に話をしたもんで、俺が…。OK!」(健康さん)
「OK!」(西村)

 12月下旬、ついに大輝さんとの再会の日。

「ごめんな……。いまはまじめにやってる」(西村)

「いろいろあったけど、その一言で重みがあると思うよ。何十年というわだかまりが凝縮されてる懺悔だと思う」(健康さん)

「うちを使ってのし上がって行けばいい。(海外)行くならスポンサー募るよ。いっぱいなってくれる人いるで」(西村)

親子の新たな関わりとこれからの道
この記事の写真をみる(9枚)
このまま画像を見る
続きは広告を見た後にご覧いただけます
クリックして広告を見る