日本コスメは高品質も…なぜ世界で勝てない?美容産業に立ちはだかる“表現の壁”日本の方が下に思われている」

ABEMA Prime
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■J-Beautyで世界に勝つ打開策は

効能表現規制
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 自民党の川松真一朗衆院議員は、音楽を引き合いに出し、「本来はJ-POPの方が人気も質もあり、ファンクラブも日本がつくった文化なのに、韓国のK-POPに持っていかれている。化粧品やコスメも日本が強かったが、ブランディングでこうなってしまっている」と考える。

 解決策として「ここまで民間の努力でやってきたが、韓国は国家産業として作り上げた。日本も同じ舞台に立とう。世界のアーティストと、日本のコスメや美容がコラボして、世界に発信できるのに、細かいルールでチャンスを逃してきた。『これは国家戦略産業で、頑張れば日本がもう一度盛り上がる』というメッセージを届けたい。広告規制によって『日本の方が下だ』と思っている人が増えている」と提案する。

 一方で濱野氏は「韓国や中国のブランドは、日本の規制を守らずに広告しているが、取り締まりきれていないため、規制強化も必要だ。土俵が違う戦いを強いられており、そこはしっかりやる必要がある」といった課題も挙げる。

 訪日観光客に向けた施策として、「カウンセリングや美容体験で価値を感じて、自国に帰った後も、日本の商品を気に入る。インバウンドで需要を開発し、アウトバウンドを増やす“オールバウンド戦略”が大切だ」と説く。

 食を例として、「日本のフードが世界に広がったのは、ミシュランの獲得店が東京や大阪に集中しているからだ。『J-Beauty認証を取れたブランドは、すごくいい』と評価が高まり、世界から注目を浴びるようになればいい」と語る。

 川松氏は「私たちには身近で気付いていないものもある。東京オリンピックの選手村では、海外アスリートが、日本の理容師・美容師に喜んでいた。幅広い『J-Beauty』を見直して、伝統から最先端まで、日本人が1つになって盛り上げる空気を作りたい」と意気込んだ。
(『ABEMA Prime』より)
 

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