閉山中の富士登山で遭難…山岳救助の有料化は必要?登山家「あって然るべき。覚悟を持たせる意味では必要かもしれない」

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■救助にかかる民間のヘリ費用と遭難者の特徴

久我一総氏
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 その上で、遭難したらヘリの助けが必要になるが、費用はどのくらいかかるのか。民間による会員制捜索ヘリサービスなど提供する 「ココヘリ」を運営している久我一総氏は、「機体などによってコストが変わるが、大雑把に言うと1時間50〜60万円くらいは見ていただく必要がある」と答える。

 久我氏の会社では、会員に発信機を貸し出し、遭難した登山者の位置を特定するサービスを提供している。 「年会費が6000円〜1万円強だが、いくつかパターンがある。その年会費の中で、捜索費用、ヘリコプター費用、ドローン費用、地上部隊の捜索救助費用なども賄っているので、当社の会員はヘリコプターの費用などはご負担いただく必要はない」。 

 タンクトップ登山家の穂高氏は、準備不足の登山家の救助現場に遭遇したことがある。「去年のゴールデンウィーク、まだ雪が残る時期だが、群馬県の谷川岳という山でのこと。雪の上や、氷の上を歩くために靴に装着するアイゼンという滑り止めがあるが、それを持たずに山の中腹まで登ってしまったと話していた。その後、陽が昇ってきて、雪が溶けてしまった。結果、登ることも下ることもできなくなってしまい、ヘリで救助を呼ぶことになってしまったということだった」と振り返った。

有料化や罰則を求める声への是非
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