有料化や罰則を求める声への是非
鈴木氏は「救助されること自体が恥ずかしい。遭難は死ぬのと同義ぐらいあってはならないことだ。それを世間一般から見たら、救急車をタクシー代わりに呼ぶみたいに登山している。一般人が見る登山と、実際に行われている登山はすごく差がある」と語る。
一方で「『何やってくれてんだよ』というよりは、観光でそういう人間を育ててきちゃっているんだから、しょうがないと感じている。観光で出たプラスの部分もあれば、マイナスの部分も出てきちゃうので、ある程度許容しないといけない」との見方を示した。
救助の有料化については、「遭難救助有料化というのはあって然るべきだと思うし、覚悟を持たせるみたいな部分は必要だ」と訴えた。
久我氏は「経験豊富な方とそうじゃない方の判別が非常に難しい。ある程度きちんと準備をしている方を目指すガイドラインとして、例えば台湾などでは登山届を提出し、山小屋の予約をした方しか登れない。しかも、いわゆる冬山の講習やトレーニングを受けた修了書を持っている方しか入山できないようなコントロールがされている。日本の富士山なども、知識と経験と体力をお持ちの方であるという、目安になるガイドラインを作ることが大事なのではないか」と提案した。
(『ABEMA Prime』より)
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