【NASCAR】第15戦 FireKeepers Casino 400(日本時間6月8日/ミシガン・インターナショナル・スピードウェイ)
全米で絶大な人気を誇るストックカーレース、NASCARカップシリーズがミシガン・インターナショナル・スピードウェイで開催。最後尾からのスタートという圧倒的不利を跳ね返し、劇的な逆転劇で今季3勝目、通算63勝目を挙げたデニー・ハムリン(11号車)が見せたレース後の粋な演出が、ファンの間で「泣ける」と大きな感動を呼んでいる。
レース終盤、11回ものイエローコーションが出される大荒れの展開のなか、ハムリンは見事なリスタートからインコースを鮮やかに突いてトップを奪取。そのままトップでチェッカーを受け、前戦に続く連勝を飾った。この勝利により、ハムリンはNASCAR歴代9位タイとなる通算63勝目を記録。これは、かつてジョー・ギブス・レーシング(JGR)で15年もの長きにわたりチームメイトとして切磋琢磨し、今年5月に41歳という若さで急逝した盟友、カイル・ブッシュの記録に並ぶ偉大な金字塔となった。
激戦を終えた直後のコース上だった。同じトヨタ勢のバッバ・ウォレス(23号車)が、ハムリンのもとへ一本の黒いフラッグを届ける。そこには、カイル・ブッシュがかつてJGR時代に背負っていた代名詞とも言えるカーナンバー「18」が描かれていた。ハムリンは無線で「ウィー・ラブ・ユー、KB(カイルの愛称)」とメッセージを送り、そのフラッグを窓から掲げながら、白煙を盛大に上げる感動的なドーナツターンを披露した。
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