ボクシング元世界王者・重岡優大が語る「3150 FIGHT」亀田興毅ファウンダーへの信頼 再び“リング禍”を起こさないために思うこと

3150 FIGHT
(3/5) 記事の先頭へ戻る
【写真・画像】 3枚目
拡大する

現役を引退しても、やっぱり“ボクサーの血”が流れている

 優大は会場入りするなり慌ただしく出店準備に取り掛かった。多くのボクシング関係者が店前に顔を揃え、言葉を交わし、開店前に優大がドリップするコーヒーを購入していった。すると優大がリングに向って歩き始める。そのままリングに上がると、ひとつ深呼吸をしてシャドーを始めた。引退から10カ月が経過したが動きは軽快で、ガード越しからのぞく視線には現役さながらの鋭さと力が感じられた。

 自身の現役ラストマッチは2025年3月30日、1年前にタイトルを奪われたメルビン・ジェルサレム(フィリピン)とのリマッチだった。しかし、同じ相手にいずれもフルラウンドの末に判定で敗れた。その2カ月後に銀次朗の身に不幸が起こった。

あのまま辞めようなんて1ミリもなかった。あくまでも“途中”だったんです」

そう話した優大は、久しぶりのリングに上がったときの気持ちを次のように説明する。

「リングにはボクサーじゃないと上がれない。それはわかってますが、なんかこうパッとリングが光って見えたんです。いまはカフェやって、ボクサーだったことを忘れているようでも、結局、僕には“ボクサーの血”が流れているんですよ。スポットライトを浴びたリング見ちゃったら、一気にボクサーになるっす。めっちゃボクサー蘇ったっすね(笑)」

「興毅さんは引退しても選手のために挑戦を続けている。文句があるなら俺に」
この記事の写真をみる(4枚)
このまま画像を見る
続きは広告を見た後にご覧いただけます
クリックして広告を見る