「CO2排出量が市内全体で44万トンなのに、データセンター1つで178万トン」共産議員が追及も石原大臣「環境アセスの対象にする予定ない」その理由とは

速報,会見
共産・山添拓議員
【映像】「電力使用量は高知県を上回る」(実際の発言)
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 15日の参議院決算委員会で、共産党の山添拓議員が、AI利用の拡大に伴って各地で建設が進む巨大データセンターの環境問題を取り上げた。

【映像】「電力使用量は高知県を上回る」(実際の発言)

 山添議員は、東京・昭島市に建設中の日本最大級のデータセンター計画に言及、「昭島巨大物流センターを考える会によりますと、専門家の試算でデータセンターの年間電力使用量が36億kWh。これは市内全体の約6倍、高知県の年間消費電力量をも上回るそうです。CO2排出量は約178万トンと想定され、市内全体の排出量44万トンの約4倍、昭島市は2030年度までに市内のCO2排出量を27万トン以下に半減させるという目標を持っていますがデータセンター1つでケタ違いの排出をしてしまう」としたうえで、「巨大データセンターが気候変動対策としての排出削減と逆行する事態は看過できないのでは?」と質問した。

 これに対し石原宏高環境大臣は、「データセンターの稼働に伴う温室効果ガスの排出の抑制に向けては、まずデータセンターの省エネルギー化が重要です。さらには電力需要の増加に応じた脱炭素電源の確保が不可欠です。環境省ではデータセンターの脱炭素化に向けて効率的な冷却技術の開発や再エネ等を活用した設備の導入などを支援をしています。また地域と共生した、環境に適切に配慮した再エネの導入を推進していただくことが必要だと考えています」などと答えた。

 山添議員は納得せず、「昭島市のように市の目標としては半減させたい、しかしその数倍に及ぶ排出量が想定されると。逆行してしまうと思うんですよ。市だけでは対応できないんじゃありませんか?」と重ねて質問。

 石原大臣は「データセンターがどのようなスペックになるかわからないんですが、環境省としては今年度から予算を確保し、冷却技術の開発や再エネ等を活用した設備の導入支援を行っていますので、どういうスペックになるかわからない中でお答えしがたい」と答弁した。

「データセンターをアセス対象に」山添議員が指摘
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