なぜ体の欠損を求め、従ったのか…犯罪心理学者の見解
逮捕当時、佐藤被告は取り調べに対し、こう供述していた。「被害者が自分で斧を購入し、その斧を使って、自分で薬指を切り落としました」。乳首の切断についても「私が切断したことはない。男がふざけて自分の乳首を切りました」などと容疑を否認していた。
なぜ佐藤被告は相手の体の欠損を求め、なぜ男性は従ったのか。なぜ男性は別れたり逃げたりしなかったのか。犯罪心理学者の出口保行氏は「心理的拘禁」の恐ろしさを指摘する。
「『逃げられたはずでしょ?でも逃げなかったんだから、本当はいたかったんじゃないの?』みたいな話になる。心理的な支配をされてしまうと、もう逃げるなんてことは絶対にできなくなる。だからもう、言いなりになるしかない。『普通で考えたら、こんなことはあり得ないでしょ』ということをしてしまうし、されてしまう。心理的な拘禁というのは非常に怖い。物理的な拘禁なんかより、よっぽど怖い」
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