終局後、藤井王位は「序盤から間の取り方が非常に難しい将棋で、仕掛けの部分は整備というか、その前後が非常に複雑な将棋だったのかなと感じている」と一局を総括。次戦を見据え、「後手番になるので、しっかりと準備をして良い状態で臨めれば」とコメントした。
敗れた伊藤二冠は、カド番へと追い込まれる厳しい結果となった。反撃を狙って後手番での入念な準備をぶつけたものの、藤井王位の未知の構想に翻弄され、持ち味の粘り強さを発揮しきれなかった。「1日目でかなりまずい手を指してしまったので、熱戦できず不甲斐ない気持ち。本局はかなりまずい内容だったが、まあまだ挽回チャンスがあるということで、しっかり立て直して良い将棋を指すように精一杯頑張りたい」と語った。
藤井王位が防衛を決めるか、伊藤二冠が意地を見せてフルセットに持ち込むか。注目の第6局は、9月8、9日の両日に神奈川県秦野市の「元湯陣屋」で予定されている。大記録を懸けた若き王者と、初タイトルを狙う挑戦者の熱き“真夏の七番勝負”は、いよいよ最高潮のクライマックスを迎える。
(ABEMA/将棋チャンネルより)





