灰が降っても、溶岩で家を焼かれても、やっぱり桜島で暮らしたい―。日本で最も活発な火山「桜島」の麓で暮らすトミ子おばあちゃん、103歳。
大正大噴火の8年後に鹿児島県の桜島で生まれ、24歳で昭和噴火を経験。建てたばかりの自宅は灼熱の溶岩流に焼かれ飲み込まれてしまった。それでも「桜島に戻ればなんとかなる」と桜島で5人の子供を育てた。
100歳を超えた今も火口から4kmの自宅で灰を払い、日向ぼっこをしながら過ごす。過疎化や噴火の危機と向き合いながら記憶を語り継ぐ姿を通し、故郷を愛し力強く生き抜く103年の足跡と日常を追った。
火山の麓で歩んだ100年と黒神集落
