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 6月10日の横浜DeNA対日本ハムの3回戦。試合前に「森本稀哲VSダルビッシュ」の夢の対決が実現した。とはいえ森本稀哲氏と対戦するのはメジャーリーグで活躍中のダルビッシュ有投手ではなく、ゴールデンボンバー樽美酒研二。イロモノ感の強い企画かと思いきや、130km近い球速を誇る樽美酒の隠された実力によって、想定外の名勝負が繰り広げられた。

 横浜DeNAと日本ハムにゆかりのある元選手による「レジェンドOB 1打席対決」と題されたこの企画。1戦目となる8日は高木豊氏と木田勇氏が対戦。9日の2戦目は相川亮二氏と岩本勉氏が対戦していた。そして10日、満を持して登場したのが、両チームでプレーした経験のある千両役者・森本氏と、かつてプロ野球選手を目指していたという経歴を持つゴールデンボンバーの樽美酒研二だ。

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 3日前に思いついたという特注の「樽美酒メイク」をほどこして打席に立った森本氏。さらにホームラン予告まで披露するなど、現役時代と変わらないサービス精神を発揮する。一方の樽美酒も「首切りポーズ」を見せて闘志満々。あいにくの雨模様ではあったが、球場のボルテージは徐々に高まっていく。

 初球、外角低めに119kmの直球を決めてストライクを奪う樽美酒。さらに2球目は大きく曲がる変化球で元プロの森本氏から空振りまで奪ってみせる。想像以上の実力を見せる樽美酒に追い込まれ戸惑いの苦笑いを浮かべる森本氏だったが、勝負はここからだった。

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 3球目は引っかかって大きく外れるボール。4球目は釣り球気味のストレートでこの日最速の127kmを記録するが、森本氏は手を出さない。そして運命の5球目、低めに制球された直球を森本氏が見事に弾き返してセンター前ヒット。手加減抜きの真剣勝負の結末に、ハマスタのファンは大歓声を上げた。

 サヨナラヒットを放ったかのようなウイニングランを見せる森本氏。対して、打たれた樽美酒はマウンド周辺でのたうち回りながら本気で悔しがっていた。

 対決後、「さすがでしたね!」とマイクを向けられた森本氏は「こう見えても野球選手だよ!(樽美酒の直球は)止まって見えた」と余裕のコメント。樽美酒は「いや~、悔しかった~。何で打つかな?」と森本氏の大人げない対応にやや不満げだった。

(C)AbemaTV

▶樽美酒vs森本稀哲氏のガチ始球式対決動画はコチラ

【プロ野球】横浜DeNAベイスターズ - 6月 - 【ダルビッシュ vs 森本稀哲】ダルビッシュ(?)と森本稀哲が始球式で激突 | 動画視聴はAbemaビデオ(AbemaTV)
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