前頭六枚目・輝(高田川)が前頭十七枚目・明生(立浪)を突き出しで下し、千秋楽で勝ち越しを決めた。この一番は、両者とも7勝7敗で迎え、勝てば勝ち越し、負ければ負け越しというものだっただけに、お互いの意地と頭が真正面からぶつかる激しい立ち合いに。無観客の館内には「ゴツン」と大きな音が響き渡った。
▶映像:「ゴツン」と響き衝突音 頭と頭が全力でぶつかる大相撲の迫力
今年の大阪場所は、新型コロナウイルスの拡散防止を理由に、無観客で15日間行われた。普段であれば館内からはファンから歓声が飛び続け、大盛りあがりになるところだが、今場所は行司や呼び出しの声はもちろん、取組中の力士の息遣いまではっきりと聞こえることで、ファンからは「斬新」「神聖か感じがする」と言われ続けてきた。
輝と明生の取組は、ともに負けられない一番とあってか、激しく頭からぶつかり「ゴツン」という衝突音が響き渡った。これにはAbemaTVで解説を務めた元横綱・若乃花の花田虎上も「頭痛そうですね。お客様がいないのでよく聞こえます」と、その迫力を再認識していた。
(AbemaTV/大相撲チャンネルより)
▶映像:「ゴツン」と響き衝突音 頭と頭が全力でぶつかる大相撲の迫力
▶映像:AbemaTV大相撲ダイジェスト千秋楽
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