将棋の最年少棋士、藤井聡太七段(17)が6月10日、王座戦二次予選決勝で大橋貴洸六段(27)と対局、午後6時からの夕食休憩の後、夜戦に突入する。
藤井七段は、新型コロナウイルス感染拡大を受けた緊急事態宣言により、約2カ月公式戦から離れていたが、宣言解除の後、6月に入って一気に対局が組まれた。2日のヒューリック杯棋聖戦・決勝トーナメント準決勝、4日の同決勝と勝ち上がり、8日には五番勝負の第1局で渡辺明棋聖(棋王、王将、36)に勝利、最年少でのタイトル戦勝利をあげた。
今後も対局予定は詰まっており、中2日となる13日には王位戦挑戦者決定リーグ白組の最終戦(持ち時間4時間)があり、勝てば白組優勝者との挑戦者決定戦、負ければ白組優勝者を決めるプレーオフが組まれる。どの対局も午前中から夜まで続く長時間対局だけに、17歳と若い藤井七段とはいえ、体力との勝負も求められるところだ。局面は藤井七段が優勢と見られるが、持ち時間では大橋六段が1時間リードしている。
本局の持ち時間は各5時間で、先手は藤井七段。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
【夕食の注文】
藤井聡太七段 豚しゃぶカレー 大橋貴洸六段 とりなんばそば
【夕食休憩時の残り持ち時間】
藤井聡太七段 51分(消費4時間9分) 大橋貴洸六段 1時間51分(消費3時間9分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)