超速将棋の緊迫感に解説・聞き手もまさかのシンクロ「いやー!」「6四角!」「攻防!」と大騒ぎに/将棋・AbemaTVトーナメント 将棋渡辺明,佐藤康光 2021/01/02 11:00 拡大する 久々に感じるこの緊迫感と興奮は、色褪せるどころかさらに増したかもしれない。将棋の超早指し団体戦「第3回AbemaTVトーナメント」のスピンオフ企画が1月1日に放送されたが、解説の中村太地七段(32)と聞き手の室谷由紀女流三段(27)が、残り数秒で繰り返される攻防と、二転三転する形勢、そこで繰り出される一手に何度となく大きな声を揃える場面が見られた。【動画】解説陣も大パニックの局面 持ち時間5分、1手指すごとに5秒が加算されるフィッシャールールを用いている同棋戦。個人戦だった第1回、第2回から盛り上がりを見せると、団体戦になった第3回では対局者本人だけでなく、それを見守るチームメイトのリアクションなども見られたことから、大きな話題になった。第3回は優勝候補の筆頭に挙げられていた永瀬拓矢王座(28)、藤井聡太王位・棋聖(18)、増田康宏六段(23)によるチーム永瀬(バナナ)が優勝。スピンオフ企画では準優勝した渡辺明名人(棋王、王将、36)、近藤誠也七段(24)、石井健太郎六段(28)のチーム渡辺(所司一門)と、ベスト4入りした佐藤康光九段(51)、森内俊之九段(50)、谷川浩司九段(58)によるチーム康光(レジェンド)が戦った。 続きを読む 関連記事