28日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)・決勝戦で、リヴァプールはレアル・マドリードに0-1で敗れた。FW南野拓実は同試合でベンチ入りしたものの、出場機会は得られなかった。
日本人選手がCL決勝戦の舞台を経験したのは、2011-12シーズンにバイエルンに在籍していたFW宇佐美貴史(現ガンバ大阪)が最後。南野は当時の宇佐美以来、10シーズンぶりにCL決勝戦でのメンバー入りを果たしていた。ピッチに立つと日本人史上初となる快挙だったものの、最後までユルゲン・クロップ監督からの声はかからなかった。
なお、試合は59分にレアル・マドリードのブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールがネットを揺らし、値千金の決勝ゴールを記録。リヴァプールは90分間にわたって主導権を握り、攻撃的な姿勢を発揮し続けたものの、最後までレアル・マドリードの“守護神”、ベルギー代表GKティボー・クルトワの牙城を崩すことができなかった。