セルティックでの1年目は、ケガによる長期離脱に見舞われながらも、大きなインパクトを残した成功のシーズンとなった。次は、日本代表でも結果を残したいと意気込んでいるだろう。
昨夏、ヴィッセル神戸からセルティックに移籍した古橋亨梧は、シーズン前半戦にゴールを量産。リーグカップ決勝では負傷から復帰して2ゴールを挙げて戴冠に貢献し、一躍チームの新たなアイドルとなった。
シーズン後半戦はケガで多くの試合を欠場することになったが、4月に復帰してからも5得点をマーク。宿敵レンジャーズに奪われた王座を1年で奪い返す助けとなり、現地のサポーターやメディアから高く評価されている。
その古橋は現在、日本代表の一員として、ブラジルなどと対戦する6月の国際親善試合に向けて準備中だ。シーズン中はフィジカルの問題から代表戦への懸念をしばしば示していた現地メディアも、今回は古橋が代表で活躍し、来季に向けた起爆剤とすることを期待しているようだ。
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セルティック専門サイト『67 HAIL HAIL』は、「キョウゴがセルティック移籍前から代表でインパクトを残していたことは明らかだ」と報じている。
「だが興味深いことに、合計11試合出場にもかかわらず、ゴールは彼を欺いてきた。その11試合でゴールは3つのみ。最後は1年前のタジキスタン戦だ。ワールドカップ予選は7試合に出場し、うち3試合は先発出場だったが、得点はない」
同メディアは「これからの親善試合で大きなインパクトを残そうと目指しているはずだ」と続けた。
「日本はカタール・ワールドカップ出場も決めている。キョウゴは6月の代表期間で居場所を確かにしたいと望んでいるだろう。ハジメ・モリヤスが、来季セルティックでチャンピオンズ・リーグに出るキョウゴを信頼してくれるのを願う」
肉体的な問題を抱えた時期を除き、シーズンを通じてネットを揺らしてきた古橋。森保一監督は、その得点力をどのように生かしていくだろうか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部