パラグアイ代表は6月2日、19時より札幌ドームにて日本代表と対戦する。1日にはギジェルモ・バロスケロット監督が前日会見に臨み、日本の印象を語った。

 現役時代はアルゼンチン代表歴のあるFWだった指揮官は「時間とともに、とても著しい成長を遂げている」と日本サッカー界の成長を評価した。

「以前はこれほどまでに日本の選手たちが、世界各国のリーグで活躍するような時代が来るとは誰も思っていなかった。現在ではリバプールをはじめ、イタリアやドイツなどのビッグクラブで日本人選手たちが活躍しており、それが日本の成長を裏付けていると思うし、今後も成長を遂げる代表チームだと思う」
 
 また久保建英と南野拓実の名前を挙げ、「ほかの選手も非常に優秀ですが、やはり久保と南野の2人は、国際的にも非常に大きな衝撃を与えている選手」と日本戦に向けて警戒。続けて、日本代表のストロングポイントを次のように分析した。

「日本代表は非常に攻撃のスピードが速く、組み立ての際には高い位置からプレーをはじめ、そして3名のフォワードと中盤の選手を使ってエリア内へ攻撃を仕掛ける力を持っている。ダイナミックな強いチームで、テクニックに優れている」

 そのうえで、「その日本代表の守備のなかにできるスペースをいかに私たちが使って、攻撃を仕掛けていくかがポイントになる。非常に魅力的な試合展開になるのではないかと予想している」と意気込んだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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