日本サッカー協会(JFA)は1日、キリングループとの「日本サッカー協会オフィシャルパートナー」契約に基本合意したと発表した。

契約は2023年1月1日~2030年12月31日までの8年間。次期パートナーシップ契約は現在の「日本代表オフィシャルパートナー」から協賛対象範囲が拡張され、全カテゴリーの日本代表チームのほか、各種大会や選手育成、指導者養成、審判、グラスルーツなど、JFAの事業全般をサポートするというものだ。

長きにわたり、共闘するキリングループとの新契約締結合意に達したJFAはこうコメントしている。

「日本サッカー協会は、40年以上の長きにわたって日本代表チームをサポートいただいているキリングループと、日本サッカーの低迷や興隆、スポーツ発展の歴史を共に歩んできました。日本代表チームの強化のみならず、よろこびがつなぐ世界を目指して、東日本大震災の際に子どもたちを対象としたサッカー教室を開催するなど、各種事業に共に取り組んできました」

「サッカー、スポーツには、人々の健やかな心身を支え、次世代を育み、年齢や性差などを超えて人々をつなぐ力があります。キリングループとのパートナーシップ契約継続は、『サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する』というJFA理念に合致するもので、地域や環境における社会課題の解決、SDGs(持続可能な開発目標)の達成を目指すとともに、ウェルビーイングな社会の実現に貢献するという、JFAとキリングループの共通する目標に向かって活動を加速させていくものです」