今年11月に開幕するサッカーのワールドカップ・カタール大会。その組み合わせ抽選会が行われ、第3ポットに振り分けられていた日本はスペイン、ドイツ、大陸間プレーオフの勝者とともにE組に入った。スペイン、ドイツ、ともにW杯での優勝経験がある強豪国と同組に入った瞬間、ファンから「詰んだw」「おわた」「えぐい」など悲鳴にも似た声が上がったが、中には「ポイチが一瞬笑ったw」など、森保監督のリアクションに対する注目も集まった。
それは、“まさか”という言葉がぴったりの結末だった。日本の抽選を前に、グループEにはすでにスペインとドイツという強豪国2カ国が入っていた。その後、「JAPAN」「E4」という抽選結果が突き付けられると、抽選会の模様を中継したABEMAの視聴者からは「詰んだw」「おわた」「えぐい」「よりによって」など悲観的な声が殺到した。
しかし、間もなくすると「きたぁ!」「最高やん」「楽しみやけどな」など、むしろW杯での強豪国とのガチンコ勝負に早くも胸を躍らせるファンの声も聞かれた。そんな中、スペインやドイツが待つEグループに飛び込んだ瞬間に日本代表・森保一監督が見せたリアクションに対して、一部ファンの注目が集まった。静かに微笑んだようにも見えた森保監督に対して「ポイチが一瞬笑ったw」「笑ってるやん」などの指摘が多数寄せられた。
森保監督は抽選会直後、取材に応じ「W杯のドローという場の雰囲気が素晴らしい。世界最高のサッカーの祭典のドローという雰囲気を味わせてもらいました」と述べると、ドイツやスペインと同組に入ったことについては「世界のトップトップの強豪と対戦することになる。スペインもドイツもW杯の優勝経験がある国ですし、そういう世界の強豪に追いつき追い越せということで、我々が2050年までにW杯で優勝するために対戦する経験は必要だと思う。相手のことを上に見過ぎず、同じ目線で勝っていくというところを準備したい」と力強く語った。