SNSで広がった日本代表チームの荒れたロッカー室、実際はイタリア代表と判明

 森保一監督率いる日本代表は、カタール・ワールドカップ(W杯)グループリーグ突破を懸けて、12月1日(日本時間2日4時)の第3戦でスペイン代表と激突する。そんな日本代表チームの“汚ロッカー”フェイク画像がSNSで拡散されたなか、大元の代表チームが判明したと海外メディアが報じている。

 日本代表は初戦で強豪ドイツに2-1と逆転勝利を収め、試合後にロッカールームをきれいに掃除し、整理整頓した美ロッカーが話題を呼んでいた。国際サッカー連盟(FIFA)も取り上げると、各国メディアが追随するように報じ、称賛の声が上がっている。

 そんな日本代表のフェイク画像がSNSに出回った。インドメディア「BOOM Live」は「コスタリカに敗れた日本の汚れたロッカールームが写っているというデマとともに、散乱したロッカーを異なる角度から捉えた昔の画像3枚の合成がSNSで共有された。これは2022年3月、W杯ヨーロッパ予選プレーオフで北マケドニアに敗れたイタリアのロッカールームを写したものであることが判明した」と画像を検証し、事実を突き止めている。

 日本代表の汚ロッカー画像として出回っていた話はデマであることが判明。実際は、ペットボトルやティッシュ、生ゴミなどのゴミが散乱したイタリア代表のロッカールーム画像だったことが判明している。

 かつてイタリア代表のロッカールームについて写真付きで取り上げた英紙「デイリー・スター」や英紙「デイリー・メール」、イタリア紙「コリエーレ・デラ・セラ」などをソース元も紹介しており、日本代表チームへの誤解は完全に解けたようだ。(FOOTBALL ZONE編集部)