PKで失点を許した

日本代表はキリンチャレンジカップ2022でブラジル代表と対戦。ブラジルに善戦するものの、PKの1点に沈み0-1と敗戦した。日本戦でゴールを決めたのは、またもネイマールだった。

ネイマールはこの試合、序盤から技術の高さを見せつけた。3分にはボックス内からヒールでルーカス・パケタに決定的なパスを供給すると、エラシコで突破を図るシーンを見せるなど、調子の良さをプレイに反映させる。

するとブラジルは75分にPKを獲得し、キッカーはネイマール。GK権田修一の動きを見て冷静に逆を突くと、ゴールネットを揺らして決勝点をマークする。これで日本戦5試合9ゴールを記録し、出場した日本戦はすべて得点を決めている。まさに“日本キラー”となっている男が、この試合でもPKでゴールネットを揺らした。

今季のパリ・サンジェルマンではケガの影響もあり、22試合の出場にとどまったが、その中で13ゴール6アシストを記録。韓国代表戦でもPKで2ゴールを決めたネイマールがワールドカップ本大会に向けて調子を上げてきている。ブラジルの王様であり日本キラーでもある同選手が、得意な日本に自身の好調さを見せつける一戦となった。