イングランド代表のガレス・サウスゲイト監督が、ドローに終わった試合への満足感を示した。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。
イングランドは7日に行われたUEFAネーションズリーグ(UNL)のリーグA・グループ3第2節で、ドイツ代表と対戦した。
初戦でハンガリー代表相手にまさかの敗戦を喫したチームは、この日も相手に試合を支配される苦しい展開となると、前半こそ無失点で乗り切ったものの50分に失点を許す。しかしそこから反撃に転じると、85分にPKを獲得。これをエースのFWハリー・ケインが冷静に決めて追いつき、そのまま1-1のドローに終わった。
強豪相手に粘りを見せたチームについて、試合後にサウスゲイト監督は称賛。強豪相手だからこそ得られる経験によって、チームは成長できると強調した。
「パフォーマンスのレベルには満足している。こうした試合では、技術、戦術、フィジカル、メンタルなどすべてが問われるものだ」
「前半も悪くなかったが、パスの質が必要なレベルに達していなかった。後半は失点した時間帯こそ受け身だったが、そこからの反撃は素晴らしいものだったと思う。質の高いチャンスを作り出しており、何かを得るに値しただろう。相手に屈せず、攻め続けるメンタリティを発揮できたことは、選手たちの大きな功績だ」
「こうした試合はチームとして向上し、学ぶためにある。格下の相手では、それができない。敵地で良い結果を残せたことは、選手たちにとって大きなチャレンジだろう。トップチームは2試合続けて負けることはないが、彼らはそれを正しい方法で示してくれた」