山根と三笘が前半に2ゴール

日本代表はキリンカップサッカー2022でガーナと対戦し、4-1で日本が勝利した。

日本は左サイドバックにはパラグアイ戦で代表デビューを飾った伊藤洋輝がスタメン起用。中盤には柴崎岳と遠藤航が入り、2列目は堂安律、トップ下に久保建英、左に三笘薫が先発した。最前線には上田綺世が起用されている。

試合は9分に堂安律が高い位置で奪うと、自ら仕掛けてシュートを放ち、11分にもCKのこぼれ球を拾った堂安がミドルシュートを打つも枠の上に外れる。17分には久保建英がファウルを受けてFKを獲得すると、同選手が直接狙うものの枠外に。20分には柴崎岳のクロスに上田が合わせるもののGKの正面で防がれる。

攻勢を続ける日本代表は30分、右サイドから久保、堂安とパスをつなぎオーバーラップしていた山根視来が左足でゴールを決めて日本が先制点を挙げる。しかし44分、先制ゴールを決めた山根のパスミスからボールを失うと、ガーナのジョルダン・アイェウにミドルシュートを決められ、同点に追いつかれてしまう。

同点で前半を終えるかと思われた45分、日本の左サイドから三笘がクロスを上げると、中央にいた堂安と上田が反応。ボールを触ることはできなかったが、そのままゴールネットを揺らし、再びリードを奪う。

62分には上田が中央右から仕掛けてシュートも、相手DFにブロックされる。左サイドの三笘が得意のドリブルで中に入り、中央で待っていた久保にパス。ダイレクトでシュートを決めた久保が代表初ゴールを決めてガーナを突き放す。その後、伊東純也と前田大然を投入すると、83分に伊東の抜け出しから前田が代表初得点で4-1とする。

試合はこのまま終了し、代表初ゴールが2つ生まれるなど大量4ゴールを奪った日本がガーナを退けた。この勝利によって日本は14日、キリンカップ決勝でチュニジアと対戦する。