イングランド代表の主将を務めるFWハリー・ケインが前向きなコメントを発した。欧州サッカー連盟の公式サイト『UEFA.com』が報じている。

UEFAネーションズリーグ(UNL)リーグAグループ3の3試合を消化して、2分け1敗のイングランド。14日の第4節でハンガリー代表をウォルバーハンプトンに迎え撃った。

4日の第1節で60年ぶりの金星を献上した相手との再戦に向け、ケインも先発復帰したが、16分に先制点を献上。後半も失点を重ね続け、0-4の大敗を喫してしまった。

リベンジを期した試合で返り討ちに遭ったイングランドがこれで4試合未勝利となり、最下位に。ケインは「残念な夜だ」と悔しさを滲ませたが、気を取り直した。

「前半は得点するチャンスが十分にあったけど、鋭さが全くなかった。0-2にされてからも受け入れ難いけど、パニックに陥る時期じゃない。頭を上げて、9月にまた強くなって戻ってこないとね」

「久々の大敗だ。忘れるべき夜だけど、結果を受け止めて前進しないといけない。(今年11月のカタール・)ワールドカップ(W杯)に向けて準備する必要があるし、この活動は多くの学びになるはずだ」

「(ユーロ2020での)60年ぶりの決勝進出に(ロシア・)ワールドカップでの準決勝進出だったり、過去50年間と比べて、僕らがどこから来たのかを忘れてはならない。W杯で成功するために努力を続ける」