日本代表MF久保建英(21)にレアル・ソシエダ行きの可能性が浮上している。
2021-21シーズンもレアル・マドリーに戻らず、マジョルカに2度目のレンタル移籍を果たした久保。チームが何とかラ・リーガ残留を決めたなか、27試合に出場して1得点1アシストと不完全燃焼の1年に終わった。
今後は2024年まで契約を残すレアル・マドリーに一旦戻るが、DFエデル・ミリトン、FWヴィニシウス・ジュニオール、FWロドリゴ・ゴエスのブラジル代表選手でEU圏外枠が埋まり、来季もレンタルが濃厚視される。
そこで新たなプレー先として浮上したのがソシエダだ。スペイン『マルカ』によると、2020年に2021年、そして今回と久保に対する関心が噂されるソシエダは交渉中で、これまでよりも優勢だという。
ただ、条件がキーポイントとされ、レアル・マドリーは久保が少ない出場時間で終わるような契約を避けたく、今後のキャリアに対する決定権を失うのも望んでいない模様だ。
レアル・マドリーが思い描く理想はローンか、若手時代にポルトに手放したブラジル代表MFカゼミロのように手頃な価格で買い戻せるオプションを付帯させての移籍のようだ。
一方のソシエダは2027年までの5年契約で獲得を画策。すでに久保の代理人と連絡を取り合うなか、17日にレアル・マドリーに獲得を打診したが、突っぱねられたといわれる。
他方で、久保はイングランドとイタリアからも関心が注がれているが、国外移籍に魅力を感じていないとも。今年11月のカタール・ワールドカップに向けてもしっかりとプレーの場を確保したいところだが、いかに。