ブラジル代表にも継続して呼ばれている

2019年にレアル・マドリードへと移籍し、シーズンを追うごとに存在感を増しているFWロドリゴ・ゴエス。現在オフシーズンを母国ブラジルで過ごしているロドリゴはメディアの取材に応じ、来季に向けた意気込みを語った。

今季のレアルはラ・リーガとチャンピオンズリーグのどちらも優勝するという素晴らしいシーズンを送ったが、ロドリゴもその中で重要な戦力として活躍を見せた。特に今季は後半戦から好調なパフォーマンスを披露し、CLの決勝トーナメントでは土壇場のゴールやアシストでチームを敗退の危機から救った。

実際の成績を見てみると、今季は公式戦48試合で9ゴール8アシストを記録し、特にCLでは11試合5ゴール2アシストとかなり高い確率で得点に絡んでいる。その一方でリーグ戦は32試合4ゴール4アシストとなっており、うち半数が途中出場とはいえ、物足りない成績に終わっている。

スペイン『AS』の取材に応じたロドリゴは、今季の成功について振り返りながら、来季に向けて自信を覗かせた。より成績を向上させることができると感じているようだ。

「個人としてもそうだが、それ以上にチームとして夢のようなシーズンだった。最高の監督と素晴らしいチームによって、レアルがピッチ内外で世界最高のクラブであることを改めて示すことができた。完璧なシーズンだった」

「今年こそはと思い、1月からクラブと一緒になってワークプランを練り、目標を達成することができた。(来季は)もっともっとゴールを決められると思う」

CLで貴重なゴールを生み出すなど、大舞台で活躍できる点は申し分ない。あとはリーグ戦でコンスタントにゴールを決められるかどうかが大事になってくるはず。その結果次第ではレギュラー確保も夢ではなく、すべてうまくいけばカタールW杯行きのチケットも手に入ることだろう。