現在の日本代表を取り巻く最大の関心事が、2022年11月に開幕するカタール・ワールドカップの登録メンバーだ。
ドイツ代表、コスタリカ代表、スペイン代表と同居する難易度の高いグループを勝ち抜き、悲願のベスト8進出を果たすには、日本代表ははたしてどんな陣容で臨むべきなのか。
公式YouTubeチャンネル『サッカーダイジェストTV』が7月9日に配信した動画には、元日本代表MFの福西崇史氏が登場。カタール・ワールドカップに向けた日本代表の登録メンバーを独自選出している。
夢の「福西ジャパン」でまず注目は、システムだ。森保一監督は4-3-3や4-2-3-1を基本に戦ってきたが、福西氏は3-4-3をチョイス。その理由をこう語った。
「相手が相手なのでまず守備を考えなければいけないし、何よりも中央を固める必要が出てくる。キーマンは遠藤航。彼がリベロとして状況を見て上下動すれば、3バックにも4バックにもなれる。遠藤は大変だけど、それができたら柔軟な戦いができる」
実際、遠藤はキャリアの中で3バック中央を経験済。現役時代にジュビロ磐田で、ボランチが主戦場ながら3バックのリベロでもプレーした福西氏らしいアイデアだろう。
さらに、福西氏はU-21代表のGK鈴木彩艶、MF藤田譲瑠チマ、FW鈴木唯人も大抜擢。森保監督の立場も考えながら、こうコメントした。
「彼らは6月のU-23アジアカップでも活躍していたし、日本サッカーの将来を見据えてもワールドカップを経験させたい存在。ただ、僕はYouTubeの企画としてみんなで楽しむためにこうした無責任なことが言えるけど、森保さんはもちろん結果を出す必要があるし、選手たちの人生も懸かっている。とてつもないプレッシャーですよ。代表監督は本当に大変だと思います」
カタール・ワールドカップの開幕まで半年を切った。はたして日本代表はどんなメンバーで本大会に臨むのか。要注目だ。
【動画】福西崇史が日本代表のW杯メンバーを独自選出!
構成●サッカーダイジェストWeb編集部