日本サッカー協会(JFA)は13日、EAFF E-1 サッカー選手権2022決勝大会に臨む日本代表メンバーを発表。明治安田生命J1リーグで現在3位の川崎フロンターレからは、DF谷口彰悟、DF山根視来、MF脇坂泰斗の3選手が選ばれた。同日、川崎Fのクラブ公式HPが招集された選手たちのコメントを伝えている。

 谷口は6月のキリンチャレンジカップおよびキリンカップサッカー2022に続いての日本代表入り。海外組を含めた日本代表でも“常連”となりつつあり、今回の日本代表では森保一監督からキャプテン候補の1人として名前を挙げられていた。代表招集に際し、谷口は「代表に選出されてうれしく思います。ワールドカップイヤーという重要な年に開催される大会になります。日本代表としての大会優勝と、世界で戦う日本の強さをしっかりアピールできるように全力で取り組んでいきたいと思います。応援、よろしくお願いいたします」と話した。

 谷口と同様、山根も6月シリーズに続いての招集。直近は右サイドバックでスタメン出場する機会を増やしており、2022FIFAワールドカップカタールの本大会メンバー入りが強く期待されている選手だ。「代表に選出していただきました。持っている自分の力をすべて出し切りたいと思います」と話した山根は、「自分の強みである得点やアシスト、ゴールに直結するプレーを意識して大会に臨みたいです。日本の優勝、そして今後につながる大会にできるように頑張ります。応援、よろしくお願いいたします」と意気込みを語った。

 脇坂は今年1月のトレーニングキャンプでメンバー入りしていたものの、試合に限定すると昨年3月の代表シリーズ以来、およそ1年半ぶりの代表招集となった。川崎F伝統の“14番”を着用し、今季の明治安田生命J1リーグでは18試合に出場し2ゴールを挙げている。選出に際し、「ワールドカップがある重要な年に開催される大会になります。代表に選出していただき、大変うれしく思います。僕自身は久しぶりに選出していただきました。このチャンスをものにできるように、プレーでアピールをしていきたいと思います。また日本の優勝に貢献できるように、全力で取り組みたいと思います。応援、よろしくお願いいたします」とコメントした。

 EAFF E-1サッカー選手権2022は7月19日から27日にかけて、茨城県立カシマサッカースタジアム(茨城)と豊田スタジアム(愛知)で開催される。日本代表は同19日に香港代表と、同24日に中国代表と、同27日に韓国代表と対戦する。