ABEMAは『サッカー日本代表独占インタビュー THE VOICE』を放送、7月13日の初回放送では伊東純也・田中碧の独占インタビューを配信した。スタジオには元日本代表・中村憲剛とTHE RAMPAGE from EXILE TRIBE・RIKUが登場。
■伊東純也の独占インタビュー “彼が機能しないと日本は厳しい”、“キーマン”と中村憲剛も太鼓判
伊東純也は独占インタビューで4年前に開催された「FIFAワールドカップ ロシア 2018」から現在に至るまでを振り返り、今年11月に開催される「FIFAワールドカップ カタール 2022」への熱い思いを披露。4年前のFIFAワールドカップで印象に残る試合を聞かれると、ベルギー戦での乾選手のゴールを挙げた。当時、代表招集されなかった自分が日本代表でプレーしているのは「想像できなかった」と笑みを浮かべつつ、2018年キリンチャレンジカップのコスタリカ戦など「少ない時間で結果を残したから今がある」と回顧した。
翌年、海外へと活躍の場を移し「チャンピオンズリーグ・ヨーロッパリーグを経験するなかで自身を高めていけた」とし、日本代表の前線は質が高く、常に良いプレーをしていないと次回招集されないため緊張感があると語りつつも、伊東は自らを「追い込まれた状況で結果を出せるタイプ」と断言した。
FIFAワールドカップの存在については、「誰しもが知る特別な大会であり、サッカーをやっている全ての人たちが憧れる場所」と語り、大学2部リーグからプロへと下剋上してきた自身のキャリアを重ね、「自分が活躍することで小中高と、トップでやれていない人たちの希望になれたらいい」とインタビューを締めた。
スタジオでは中村も大学サッカー2部からプロにのし上がった自身のキャリアとリンクさせて「勇気が出る年表」と称し「伊東選手が機能しないと日本は厳しい」「キーマン」と太鼓判を押した。RIKUも伊東のキャリアを引き合いに出し「伊東選手が活躍することで、日本のサッカー界自体が潤う」「希望の光となってほしい」と背中を押した。
他にも森保監督への想いや柏時代から親交が深い中山雄太について語った。
■田中碧の独占インタビュー、ユース時代から知る中村憲剛は「努力の天才」と感服
田中碧の独占インタビューでは、川崎フロンターレユース在籍時の振り返りから「FIFAワールドカップ カタール 2022」に懸ける思いを披露。川崎フロンターレのトップチーム加入1年目は、ユースとプロの差に苦しみ約1年半試合に出場できず「難しい時間を過ごした」と語った。偉大な先輩方の助言をもとに自分自身と向き合いながら成長へと繋げていくなかで、Jリーグデビューとなる2年目で初ゴールを記録、翌年にはJリーグ新人王に輝いた田中。「仮に結果が出なくてもやり続けることで、ゆっくり成長していける」という持論があり、努力で証明する形となった。
ともに川崎フロンターレユースで切磋琢磨してきた盟友の三笘薫については、「常に上を目指すキッカケをもらっているので、そこに追いつこうとただがむしゃらにやっている」と語り、「きっと彼もそう思っていると僕は信じています。でなければ一方的に僕の片思いになる」と頬を緩めた。
「FIFAワールドカップ カタール 2022」については、「全てのサッカー選手が目指している舞台であり、まずはワールドカップでプレーするというチケットを自分で勝ち取りたいです」と意気込んだ。
川崎フロンターレユース時代からよく知る中村憲剛は田中を「努力の天才」と感服。加えて、何か一つに特化しているわけではないが、敵味方の状況把握をしたうえで「自分で発信できる選手」と称した。RIKUは「チーム全体への影響力がある選手」と評価し、「自らチームの空気を作っていくような形で頑張ってほしい」と語った。
他にも田中選手の愛読書の紹介や心に留めている各界の名言、デビュー戦の勝負強さなどのテーマに対して、スタジオも思わず共感するようなエピソードを披露した。