EAFF E-1 サッカー選手権2022に臨む日本代表に招集されているFW細谷真大(柏レイソル)が17日、メディア対応を行なった。
同大会は国際Aマッチウィーク期間の開催ではないため、海外組選手の所属元であるクラブは招集に応じる義務がない。そのため今回の日本代表の招集メンバーは国内組のみとなっており、10選手が初招集となった。
自身もA代表初選出となった細谷。選出されたことについて「まず率直に選ばれて嬉しいし、責任と覚悟を持って戦っていきたいと思います。自分の感覚ではA代表への招集はもう少し先になるかと思っていたので、今回選ばれたのはポジティブに捉えて良いのではないかと思っています」と感想を述べた。
今シーズンは柏レイソルで公式戦22試合に出場し、6ゴール3アシストを記録するなど好調を維持している。今季のここまでの自身のプレーについては、「相手のDFに体を預けるところを工夫しようとは意識していました。ボールロストすることも数回あるので、そういうところをないようにやっていきたいと思います。J1では点は取れている方だと思います。点じゃないところや、守備のところなどはまだまだ満足していないので、そこは突き詰めていきたいと思います」とコメント。また、U-21日本代表として臨んだ6月のAFC U23アジアカップウズベキスタン2022での経験について次のように振り返った。
「自分の特徴としてスピードや飛び出しはアジアでも通用したと感じました。ただ、単純にポストプレーの球際のところは足りなかったと思います。手足が長いという自分のイメージもあったので、そういったところにまだついていっていない気もしました。フィジカル面でやれていないところがあったので、そういったところを改善できればと思います」
アジアのライバルとの負けられない戦いに臨む日本代表。細谷は今大会にかける意気込みを次のように語った。
「プレッシャーも威圧も違ってくるとは思うので、集中してゲームに入りながらいつも通りのプレーを見せることができればいいかなと思います。切り替えの速さや球際のデュエルは、日本代表が拘ってやっているところだと思うので、そういった中で自分のプレースタイルを出して頑張りたいです。A代表は目指している場所なので、このE-1選手権で爪痕を残して次も呼ばれるような結果を残したいと思います」
EAFF E-1サッカー選手権2022は7月19日から27日にかけて、茨城県立カシマサッカースタジアム(茨城)、豊田スタジアム(愛知)で開催される。日本代表は同19日に香港代表と、同24日に中国代表と、同27日に韓国代表と対戦する。