ジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)の開幕節が23日に行われ、日本人4選手が先発したシント・トロイデンはユニオン・サン・ジロワーズと対戦した。

 シント・トロイデンは、シュミット・ダニエル、橋岡大樹、香川真司、林大地の日本人4選手が先発出場。すると21分、右サイドでパスを受けた香川が右前方の橋岡にワンタッチでボールをつなぎ、橋岡がゴール前へクロスを供給。これをボックス中央の林が頭で合わせて先取点を奪った。

 その後は一進一退の攻防が続き、迎えた71分にカウンターからサイモン・アディングラがボールを持ち込んで個人技からゴールを奪って試合は振り出しに。シント・トロイデンは後半アディショナルタイムにも好機を迎えたがゴールを奪うことはできずに1-1で試合は終了した。

 試合後、開幕戦でゴール挙げた林は「練習でもハシのクロスからシュートという練習をしていたので、ハシが良いボールをくれたのでしっかりボールを見て力強く合わせた結果、良いコースにいったので良かった」と得点シーンを振り返り、次戦に向けては「内容も含めてより良い内容で勝てるようにしたいので、1日1日の準備をしっかりしたい」と決意を新たにしていた。

 なお、シュミット・ダニエルち橋岡はフル出場。香川は74分、林は87分までプレーした。一方、ユニオン・サン・ジロワーズの町田浩樹はメンバー入りしなかった。

【スコア】
シント・トロイデン 1-1 ユニオン・サン・ジロワーズ

【得点者】
1-0 21分 林大地(シント・トロイデン)
1-1 71分 サイモン・アディングラ(ユニオン・サン・ジロワーズ)

【動画】日本人3選手の連携から生まれた先制弾!