ジュピラー・プロ・リーグ第2節が30日に行われ、シント・トロイデンとヘントが対戦した。シント・トロイデンに所属しているシュミット・ダニエル、橋岡大樹、香川真司、林大地は全員スタメン出場を果たしている。
開始4分に日本人コンビが連携からチャンスを構築。香川のスルーパスに林が抜け出し、難しい体制ながらも右足で狙う。このシュートは枠を外れた。
試合の均衡が破れたのは12分。ヘントのスヴェン・クムスが高い位置で相手からボールを奪うと、ボールは背後のスペースへ。抜け出したウーゴ・カイパースが落ち着いてネットを揺らし、ホームチームのヘントが先制に成功した。
その後はスコアが動かず後半へ折り返すと、お互いに決定機を欠いたまま終盤に突入。80分にはスルーパスから入れ替わった林が右足で強烈なシュートを放つも、この一撃は相手GKに阻まれた。
それでも直後のコーナーキックからシント・トロイデンが試合を振り出しに戻す。スタン・ファン・デセルの左足から放たれたボールに反応したのは林。ヘディングシュートで2試合連続となるゴールを沈め、シント・トロイデンが同点に追いついた。
試合はこのまま1-1でタイムアップ。次節は、シント・トロイデンは6日に渡辺剛が在籍しているコルトレイクと対戦する。一方、ヘントは7日にウェテルローと対戦する予定だ。
【スコア】
ヘント 1-1 シント・トロイデン
【得点者】
1-0 12分 ウーゴ・カイパース(ヘント)
1-1 83分 林大地(シント・トロイデン)