日本代表FW伊東純也(29)は、KRCヘンクからリーグアン(フランス1部)スタッド・ランスへ完全移籍。7月31日の練習試合で早速アピールに成功した。

 伊東純也は2021/22シーズンまでKRCヘンクの主力選手として活躍。以前から欧州5大リーグへの移籍が噂される中、7月30日にランスへの完全移籍が正式決定。2026年6月までの4年契約を結んだほか、KRCヘンクに支払われる移籍金は1000万ユーロ(約13億9000万円)と伝えられている。

 同選手は31日の練習試合・サッスオーロ戦でいきなり先発出場。前半19分にロングカウンターの局面を迎えると、持ち前のスピードを生かして右サイドからドリブルで駆け上がる。そしてゴール前に走り込んできたオランダ人FWミッチェル・ファン・ベルヘン(22)にパスを供給。ベルヘンが落ち着いて流し込み、先制ゴールをマークした。

 その後、伊東純也はハーフタイムで交代。スタッド・ランスは61分に追加点を挙げたが、直後に2点を返されてドローに終わっている。

 なおスタッド・ランスは今月8日、リーグアン開幕戦でオリンピック・マルセイユと対戦する。ベルギーで躍動していた伊東純也が、今季開幕戦でのスタメン出場にむけて周囲にインパクトを与えている。