アジア・サッカー協会は8月1日、2026年にアメリカ・カナダ・メキシコの北中米3か国で行なわれるワールドカップ(W杯)予選の方式を発表した。

 今冬に開催が迫るカタールW杯において、アジアに与えられた出場枠は「4.5」(4つの直接出場枠に加え、1つの大陸間プレーオフ枠)。ただ、北中米W杯は全体の出場枠が32から48に拡大されることから、アジアの枠は「8.5」(8つの直接出場枠に加え、1つの大陸間プレーオフ枠)へ拡大されることとなった。

 それに伴い、フォーマットも変更となった。1次予選、2次予選を経て、18か国で行なわれる(6か国ずつ3グループで構成)最終予選で、各組上位2位に入った計6か国の本戦出場がまず決定。その後、残りの2.5の枠を懸けたアジア・プレーオフが新たに実施される。

 同プレーオフは、最終予選で各組3位と4位となった計6か国が、3か国ずつ2グループに分かれて対戦。そこで各組1位となった2か国が、本戦にストレートイン可能な権利を得る。そして最後に、残った0.5を各組2位が争い、勝利したほうがアジア代表として、0.5を1にすべく大陸間プレーオフに挑むこととなる。
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 この発表にファンは敏感に反応し、一報を届けたアジアカップ日本語公式のツイッター投稿には、様々なコメントが寄せられている。

「いらんやろそんなに」
「だれも嬉しくないやつ」
「6.5がいいくらい」
「ヨーロッパにもっと枠をやってあげて欲しい」
「こんなW杯面白みがない。今の枠数だからこそ予選だけで色々盛り上がったりする」
「W杯の格がどんどん落ちていく」
「大陸間プレーオフを増やして出場チームのレベルを下げないようにして欲しい」
「本大会のレベルは差が開きそうだけどW杯はお祭りだと捉えれば良い事なのかな」
「中国パワーすげえわ」
「これで大口スポンサー様が増えますね」
「それなら1回北日本と南日本で分けてW杯出てみて欲しい」
「人口とかを考慮するとアジアの枠が多くなる理屈は分かるがファンとしてはつまらない」

 競争力低下を懸念する声が多く、“悲報”と捉えるファンが多かった。激闘を制しての大舞台出場こそ、真の価値があると考えているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部