アーセナルに所属する日本代表DF冨安健洋が、同クラブのU-21チームの一員として今季の実戦初出場を果たした。

 昨シーズン終盤に負ったケガによる離脱が続いていた冨安。今オフもチームのトレーニングやアメリカツアーには帯同していたものの、プレシーズンマッチには1分たりとも出場することはなく、回復と調整に努めていた。

現地時間5日に行われたクリスタル・パレスとのプレミアリーグ開幕戦でもメンバー外となっていた冨安だが、現地時間6日に行われた試合に出場し、実戦復帰を果たしたようだ。

 冨安はアーセナルのU-21チームの一員として、6日のプレミアリーグ2(プレミアリーグ各クラブのリザーブチームやアカデミーが所属するリーグ)のマンチェスター・U戦にDFの一角としてスタメン出場。前半45分間のみの出場となったものの、今季初となる実戦出場を果たした。

 試合は今夏にアーセナルに加入したブラジル人FWマルキーニョスらのゴールで、アーセナルが3-1で勝利を収めている。なお、アーセナルのミケル・アルテタ監督もこの試合を視察した模様だ。

 トップチーム復帰に向けて一歩前進した冨安。今後も実戦でのプレーを重ね、コンディションを調整していくこととなりそうだ。