フォルトゥナ・デュッセルドルフ(ドイツ2部)に所属する日本代表MF田中碧が、9月に予定されている国際親善試合に向けてコメントした。16日にクラブ公式サイトが伝えている。
日本代表はFIFAワールドカップカタール2022の開幕前に行われる最後の代表戦として欧州に遠征し、アメリカ代表、エクアドル代表と対戦する。開催地はヨーロッパ最大級の日本人コミュニティを抱えるドイツ西部の都市デュッセルドルフに決まり、フォルトゥナの本拠地である『メルクール・シュピール・アレーナ』が2試合の会場となる。
現在23歳の田中は2021年夏に川崎フロンターレからフォルトゥナ・デュッセルドルフに完全移籍し、ここまで公式戦通算35試合に出場している。同クラブ移籍後に日本代表のレギュラーに定着し、ここまで13キャップを数えている。
田中は代表戦の開催地決定に際し、「日本代表としてデュッセルドルフで2試合できることは非常に嬉しいです。自分とってはホームゲームと同じような感覚です。代表のチームメイトにデュッセルドルフを案内できるのを楽しみにしています」とコメント。
また、フォルトゥナ・デュッセルドルフのアレクサンデル・ヨブスト会長も、「日本代表チームをデュッセルドルフに迎えられることを非常に嬉しく思います。この街に住む多くの日本人の方々、アレーナ、街、そして我々フォルトゥナにとって、これは素晴らしいことです」と日本代表の訪問を歓迎している。
9月23日のアメリカ代表戦は日本時間21時25分(現地時間14時25分)のキックオフを予定しており、フジテレビ系列にて全国生中継(一部地域のぞく)される。また、同27日のエクアドル代表戦は日本時間20時55分(現地時間13時55分)のキックオフを予定しており、TBS系列にて全国生中継される。