日本代表FW南野拓実(27)はリバプールからASモナコへ完全移籍したが、新天地で本領を発揮できていない。同選手のパフォーマンスに対してフランスメディアが厳しい評価を与える中、フランスメディア『WE SPORT』がモナコの補強戦略について見解を述べた。

 モナコは今夏の移籍ウィンドウで、主力選手のフランス代表MFオーレリアン・チュアメニ(22)をレアル・マドリードへ放出。南野拓実やマリ代表MFモハメド・カマラ(22)、スイス代表FWブレール・エンボロ(25)、DFマラング・サール(23)らを獲得している。

 しかしモナコはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)予選でPSVアイントホーフェン相手に敗れると、リーグアン(フランス1部)でも開幕3試合で1勝1分1敗。今月20日のリーグアン第3節・RCランス戦では1-4で敗れると、現地メディアは南野拓実ら新加入選手のパフォーマンスを酷評していた。

 その中『WE SPORT』はモナコの現有戦力や今夏の補強戦略に関する記事を掲載。「モナコは移籍市場であまり積極的になりすぎてはいけなかった。レアル・マドリードに8000万ユーロ(約113億円)以上でチュアメニを売却したことで財源が潤ったとしても、狂奔したわけでもない」

 「マラング・サールは最近、チェルシーから買い取りオプション付きのレンタルにより加入した。前線ではエンボロと南野拓実を獲得している。つまり、モナコは継続性に賭けているのだ」と綴っている。

 そしてモナコが開幕スタートダッシュに失敗したことについて「当分の間、結果が伴わないことは明らかだ。ストラスブール相手の開幕戦勝利にもかかわらず、モナコはもはや片足を前に出すことはない」

 「ここまで勝ち点4の獲得にとどまっているモナコは、すでにマルセイユやリヨンのような直接のライバルから離されている。そして何より、3試合連続未勝利、出場停止選手の存在、そして今週末にパリ・サンジェルマンと対戦することがモナコにちょっとした混乱を引き起こしている」と現状を説明している。

 なお南野拓実はCL予選3回戦・PSV戦の2試合で低調なパフォーマンスに終始。2ndレグでは、フランス紙『レキップ』から10点満点中2点とチーム内ワーストの評価を与えられていた。

 またRCランス戦では加入後初めて左サイドハーフで先発出場。リーグアンでのデビューを果たしたが、ほとんど見せ場を作れず55分で途中交代すると、フランスメディアから再びチーム内最低評価を与えられている。