ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC所属の日本代表MF三笘薫(25)は、25日のEFLカップ(イングランドのリーグカップ戦)2回戦で移籍後初めてスタメン出場する可能性があるようだ。23日、イギリス・ブライトンアンドホーブの地元紙『アーガス』が伝えている。

 三笘薫は先月、ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ(ユニオンSG)でのレンタル期間を終えてブライトンへ復帰すると、プレシーズンマッチで持ち前のドリブル突破を何度も披露。今月13日の第2節・ニューカッスル・ユナイテッド戦で後半30分から途中出場。新天地デビューを飾っている。

 またニューカッスル戦では左サイドから複数回チャンスを演出。40分にはイングランド代表DFキーラン・トリッピアー(31)をドリブルで抜き去り、ペナルティエリアに侵入。ゴール前にパスを供給するなど、相手守備陣に脅威を与えていた。

 そんな三笘薫は、21日の第3節・ウェストハム・ユナイテッド戦で出場時間わずか2分に終わっていた。

 その中『アーガス』は「ブライトンのグラハム・ポッター監督は、カップ戦で先発メンバーの総入れ替えを行う構えだ」と報道。リーグ戦でベンチ要員となっている三笘薫やFWデニズ・ウンダフ(26)、それにここまでリーグ戦全試合でベンチ外のパラグアイ代表MFフリオ・エンシソ(18)に先発出場のチャンスがあると伝えている。

 三笘薫はプレミアリーグでのデビュー後、クラブ公式チャンネルで「最初の一歩を踏み出せたと思うし、自分がどういう選手なのか、サポーターに示すことができました。監督やコーチ陣にも、自分がプレーできることを証明できました」

 「出番が増えたときに、同じようなパフォーマンスを見せられるかどうかですね。個人的には、このようなプレーを続けていかないと、チームメイトからの信頼は得られないと思います」とコメントを残していた。

 プレミアリーグ挑戦1年目でレギュラー定着を目指す中、まずはカップ戦でアピールのチャンスが巡って来そうだ。