プレアミリーグのトッテナムに所属するイングランド代表FWハリー・ケインのゴールが話題となっている。圧巻の2ゴールで、プレミアリーグ通算得点記録において歴代3位に浮上している。

■ケインが圧巻の2ゴール

 プレミアリーグ第4節、ノッティンガム・フォレスト対トッテナムが現地時間8月28日に行われた。アウェイのトッテナムが2−0の勝利を収めている。トッテナムではソン・フンミンやケイン、デヤン・クルゼフスキやイバン・ペリシッチなどがスタメンに名を連ねた。

 先制ゴールが決まったのは試合開始わずか5分だ。クルゼフスキからのボールを受けたケインがペナルティアーク内で右足を振り抜くと、グラウンダーのシュートはゴール左へ。「シュートはコースだ」と言わんばかりの、お手本のような狙いすましたコントロールショットで、技術の高さを見せつけた。

 このゴールにはツイッター上で、「これはヤバい」や「ソンのランがめちゃくちゃ効いてるな」、「クルゼフスキのパスが凄い」などの声があがっている。

 先制したトッテナムが追加点を奪ったのは試合終盤の81分のこと。途中出場のリシャルリソンが左サイドから右足アウトフロントでクロスを供給すると、中央でフリーとなっていたケインがヘディングシュート。イングランド代表FWのこの試合2得点目で、勝利を確実なものとした。

 トッテナムの公式ツイッターによると、ケインはこれでプレミアリーグ通算187ゴールを記録。プレミア通算得点記録において、歴代3位タイに浮上している。2位は元イングランド代表FWウェイン・ルーニー氏で208ゴール、1位は元イングランド代表FWアラン・シアラー氏で260ゴールとなっている。

■好調トッテナム

 今季はUEFAチャンピオンズリーグ(CL)を戦うトッテナム。今季リーグ開幕から好調を維持している。ここまで4試合を終えて3勝1分の3位。勝ち点3を落としたのはチェルシーとの一戦のみだ。

 トッテナムの次戦の相手はウェストハム。その後フラム戦を終えると、今季のCL開幕戦であるマルセイユとの一戦が待っている。果たして、トッテナムはこのまま好調を維持することができるだろうか。