スタッド・ランスに所属する日本代表MF伊東純也が2試合連続のゴールを決めた。

■2戦連続ゴール

 現地時間の8月31日、リーグアン第5節、アンジェ対ランスが行われmアウェイのランスが4−2の勝利を収めた。伊東は2トップの一角として3試合連続のスタメン出場。2試合連続のゴールを決めてランスの勝利に貢献した。

 先制したのはランス。前半23分、相手陣内でボールを奪うと、アルベル・ゼネリからのパスを受けたマーシャル・ムネツィが左足でゴールを決めて先制に成功した。

 そして、前半終了間際の45分に伊東のゴールが生まれる。イェンス=リス・ミシェル・カユステからのスルーパスを受けた伊東が抜け出すと、相手DFに押されながらも倒されず。伊東が冷静にゴールに流し込んだ。伊東にとって、これがリーグ戦2戦連続のゴールだ。

 強さと巧さを見せつけたこの得点に、SNS上では賞賛のコメントが相次いだ。

「ここで倒れないのすげーな」
「あの感じで押されると踏ん張りを効かすのが難しいのですが。。。
強くなりましたね、本当に素晴らしい」
「メチャクチャ押されてるけど決めきる俺たちのIJ」
「よく倒れないでシュートまで行ったなあ」
「試合を重ねるごとにパワーアップしてない!?」
「シュートうつ前、押されとる(笑)倒れないのがいいね」
「ドリブルのうまさ、手の使い方、簡単に倒れないボディバランス、二桁いける」
「うますぎなんよ純也さん」

■森保ジャパンの新たなオプションにも

 2点リードで前半を折り返したランスだったが、59分にPKで失点し1点差に迫られる。さらに65分にミシェル・カユステがこの日2枚目のイエローカードで退場処分に。そのFKからアドリアン・ユヌがヘディングで決めてランスは同点に追いつかれる。

 1人少ない状況となってしまったランスだったが、フォラリン・バログンがPKを決めて勝ち越しに成功。さらに試合終了間際にアレクシス・フィリプのゴールでダメ押し。ランスが4−2の勝利を収めて今季リーグ戦初勝利となった。

 日本代表や前所属先のヘンクでは右ウィングでプレーしていた伊東だったが、ランスでは2トップの一角で起用されている。それでも2戦連発と結果を残し、主力に定着しつつある。

 カタールワールドカップを前に、伊東のFW起用は森保ジャパンの新たなオプションとなるかもしれない。