「三笘ドリブルまで習得しててもう手がつけられん」ファンもお手上げ 三笘薫のライバルが1ゴール&神技披露

【プレミアリーグ】ブライトン5-2レスター(日本時間9月4日/アメックス・スタジアム)

 ブライトン・三笘薫のライバルが“無双”している。ベルギー代表・トロサールが見せたのは、相手の前に体を滑り込ませながら抜き去る「三笘ドリブル」。ボックス内でPKを獲得したそのドリブル突破を見た視聴者は「もう手がつけられん」とお手上げ状態だった。

【映像】トロサールが「三笘ドリブル」でPKを獲得

 トロサールのテクニックが圧巻だった。3-2と1点をリードして迎えた70分、左サイドの高い位置でボールを受けると、ボックス内に侵入しながら仕掛けたところで倒されPKを獲得。このシーンでトロサールは、日本代表の十八番「三笘ドリブル」を披露したのだ。

 ゴールラインまでわずか1メートルほどの距離へとボールを転がしながら進み、相手と対峙して選んだのはさらに“内側”。テクニカルな足技を織り交ぜつつ一瞬のスピードでゴール方向へと切り込んだ。このプレーに、ABEMAの解説・松原良香氏は「これはうまい。わざと狭い方に行きました。三笘も相手の前にぐっと入るのがうまいですけど、トロサールは馬力もありますね」と、三笘が得意とするドリブル突破と同じような形だと強調した。

 コメント欄は「すっごw」「トロサールえぐい」「トロには勝てん」と、トロサールのプレーを称賛するリアクションで盛り上がる。さらに、三笘と同じポジションであり、今季、ここまで全試合で先発に名を連ねている“最強のライバル”が、ただ活躍するだけでなく三笘の十八番まで披露したことで、こんなコメントを投稿する視聴者まで現れる。

「三笘ドリブルまで習得しててもう手がつけられん」

 たしかに、三笘にとっては厳しい状況が続いている。この試合でトロサールは、2-2で迎えた64分にも、ドイツ人・グロスのスルーパスに抜け出すと左足で完璧なコースにシュートをたたき込んで、結果的にこの試合の決勝点となったゴールを決めていた。これで、前々節ウェストハム戦に続いて今季2点目。

 三笘に出場はなかったものの、ブライトンはホームで5-2の完勝。前節の初黒星を引きずることなく勝ち点3を手にし、6試合で4勝1分1敗と好調をキープしている。
(ABEMA/プレミアリーグ)