セルティック所属の日本代表FW古橋亨梧(27)は3日、スコティッシュ・プレミアシップ(スコットランド1部)第6節・レンジャーズ戦で負傷交代したが、6日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第1節・レアル・マドリード戦で出場濃厚とみられている。ただ、セルティックのアンジェ・ポステコグルー監督は同選手の起用法について言及を避けた。5日、英メディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 古橋亨梧は今季も絶対的ストライカーとして活躍する中、レンジャーズとのダービーマッチでも先発出場。しかしキックオフから20秒後に相手選手と接触した後、左肩を負傷。一度治療を受けてピッチに戻ったもののプレー続行不可能となり、前半5分に途中交代を余儀なくされていた。

 しかし同選手は5日の全体トレーニングに参加。『スカイスポーツ』公式ツイッターアカウントで公開された動画では、ボールを蹴りながらランニングをする姿が捉えられており、レアル・マドリード戦での招集メンバー入りが確実とみられている。

 ポステコグルー監督はレアル・マドリード戦の前日記者会見で、古橋亨梧の状態について聞かれると「彼は今朝トレーニングをして、大丈夫そうだった。レアル・マドリード戦は出場可能だ」

 「彼がプレーするかしないかは私が決めるが、彼がトレーニングし、トレーニングのメニューをすべて消化したという点では、問題はなかった」とコメント。招集を示唆した一方、スタメン入りの可能性については触れなかった。

 なおセルティックはCLレアル・マドリード戦後、10日にスコティッシュ・プレミアシップ第7節・リヴィングストン戦を控えているほか、15日にはCLグループステージ第2節・シャフタール・ドネツク戦に臨む。

 過密日程に突入する中、ポステコグルー監督が古橋亨梧の起用法についてどのような考えを巡らせているのか気になるところだ。